EGRクーラ
EGRとは
EGR(Exhaust Gas Recirculation)排気ガス再循環装置。排気の一部を吸気系に戻し、混合気が燃焼する時の最高温度を低くしてNOxの生成量を抑える装置。高性能燃料噴射系による粒子状物質(PM)低減効果とインタークーラによるNOx低減効果などと合わせると、より一層の効果を発揮します。
EGRクーラは、排気の一部を吸気系に戻す途中に装着し、排気を冷やしてエンジンに送り込む働きをします。
日本におけるEGRクーラメーカーはお互いに開発にしのぎを削っている段階ですが、当社は幅広い熱交換器の技術を活かし、トヨタ自動車株式会社殿をはじめ主要客先の信頼を獲得すべく、日夜努力を重ね着実な成果を上げています。
環境規制とEGRクーラ
ディーゼルエンジンは、熱効率が高く燃費が良いため、地球温暖化防止という観点から優れた特徴を持っており、EUでは自動車の約半数がディーゼル車といわれています。しかしディーゼル車は排気中に粒子状物質(PM)や窒素酸化物(NOx)が含まれ、昨今の環境保護の高まりにつれ規制が急速に厳しくなってきました。2009年の日本の規制や欧州のEURO-6規制では、高効率のEGRを装着しない限り規制値をクリアするのは困難と見られています。
ディーゼル車排出ガス規制
詳細の規制値につきましては環境省ホームページ内に掲載された自動車排出ガス規制値をご参考ください。
当社EGRクーラの優位性
当社のEGRクーラは世界初の高性能扁平チューブ&インナーフィンタイプで、配管自由度が高く、コンパクト高性能で高耐目詰まり性を両立したことがトヨタ自動車株式会社殿に評価され、同社の次世代低公害ディーゼルエンジン用に全面採用されました。
また、国内主要各社からも引き合いをいただき、今後採用車種が順調に増える見込みとなっています。当社では専任チームを組んで開発を進め幅広い熱交換器の技術を活かした独創的な製品を供給し、各社の期待に応えています。
トヨタ自動車株式会社殿に採用されている当社のEGRクーラ
拡大するEGRクーラ装着車
地球温暖化防止と環境規制の高まりからEGRクーラ装着車は急速に増加いたします。本格化するのは2005年頃で、当社では年産5~60万台規模の受注を獲得できると予想しています。(欧州生産分を含む)
当社EGRクーラ装着車 ランドクルーザー